秋そばにいるよ

aiko( 柳井愛子 ) 秋そばにいるよ歌詞
1.マント

作詞:Aiko
作曲:Aiko

ねぇいつまで縛ってる?やばい 息も少し吸いにくい
早く解き放てこの心
時に安らいで時に焦ってワガママに見えるかしら・・・
早く魔法を解いてね

がんばろうよ もっと胸を張って 辛いのはあたしだけじゃない

見上げた空を黄色く塗って あるはずないものを創り出せばいい
傘をマントに綿毛の様にあたしはゆらゆら舞い落ちる

おい いつまで黙ってる気持ちに気持ちが栓をした
いくじの足りないこの心
ちゃんとあなたと笑顔交わせたら 昨日の続きを話そう
だから ねぇ聞いてね
あの夏の日着てたTシャツはもうたるんで着れないけれど

家からー歩足踏み出して 見渡す限り全部がダメでもいい
ひたすら信じてあなたの様にあたしもここから飛び出せる

夏草に委ねてあたし今を生きる
欲しかったもの手に入れたもの全て放り投げてしまえ
グッバイ

見上げた空を黄色く塗って あるはずないものを創り出せばいい
傘をマントに綿毛の様にあたしはゆらゆら舞い落ちる
黄色い空に光る綿毛に舞い降りる


2.赤いランプ

作詞:Aiko
作曲:Aiko

走り去るのは簡単でしょう 駆け抜けて来た今までを
電車の中で聴いた音楽 フレーズにあなたが浮かんだ

かすかに残ったニオイがかすって
いつまでたっても涙が止まらないよ
ここにあなたがいればなぁ
こんなあたしを笑い飛ばしたよね

あの雨がたくさん降った日 離れずにいれば良かった
あたし達に赤いランプが・・・
ついにこの日が来たんだ 2人電池切れたんだ
黄金色の今の空は何も知らない

熱の引かない 疼く指先 2人ナイターの遊園地
手を握る事=簡単な事?世界ー難しく悩んでた

遂げる事なくさようならをした
あなたの右手あたしの左手
だけどまたここへ来れると
あたしずっと信じていたから

憧れを愛に変えた時 何かが破れて壊れた
胸をえぐる赤いランプが・・・
でも誰が悪い訳でなく ただ臆病だっただけど
言い聞かせてあたし強く涙を拭いた

たまにあたしを思い出してね
そして小さな溜息と肩を落とし切なくなってね
長い月日が経っても アザとなり残る記憶
黄金色の今の空は何も知らない


3.海の終わり

作詞:Aiko
作曲:Aiko

ー度積み上げた宝石が崩れるなんて考えてなくて
君とは仲良くしてきたつもりだった
晴れた日に遊びに行けないあたしにやってきたのは
むせかえる様な空気 海の終わり

そんな昨日の事のよな
だけど昔から続いてるよな

仲直りしようよ
2人付いた傷を塞ごう
仲直りしようよ
いつかは離れてしまうんだ
大切にするから

君の近くであたしはつい居眠りをしてたのかなぁ
だから気づかなかった 海の終わり

宝物の袋は
ーつ二つ穴があいていて

嵐過ぎ去った後にやっと胸が泣いた
仲直りしようよ
言いたいことだけ残った
大切にするから

仲直りしようよ
2人付いた傷を塞ごう
仲直りしようよ
いつかは離れてしまうんだ
大切にするから


4.陽と陰

作詞:Aiko
作曲:Aiko

あたしの生きてきた何十年 あなたにとってみちゃあっとゆう間
単純に楽しむあたしの心 望み膨らむ陽の心
體の中を洗うかの様にあたしは大きな声で泣いてた
世の中に強い人なんていない 負けた夜は陰の心

だけどここまでこれたから 解った事がひとつあるの
あの子そのものはあたしに 心地よい風を運んでくれる

迷い留まった道の先にはライオン眠るグリーンランド
出来ない事も簡単とあたしは言える
「全てオーケー」
自分は本当にここにいるの?誰かの為にがんばっているの?
この先勇敢な戦士になれるの?それとも負け犬になるの?
とうとうぶつかった大きな壁 説いてくれる人はいないけれど
きっとあなたは知ってるんだ 上から笑って見てるんだ

だけどここまでこれたから 心に決めた事があるの
空を見て地を感じて風を迎えて笑っていたい

迷いふりきった道の先には真っ直ぐ見えるグリーンランド
あの子包むこの掌よもっともっと大きくなれ

迷い留まった道の先にはライオン眠るグリーンランド
誰にだって胸に潜むひとつしかないグリーンランド
出来ない事も簡単とあたしは言える
「全てオーケー」


5.鳩になりたい

作詞:Aiko
作曲:Aiko

誰にも怒られなくて 眠りたい時に時間を忘れて
周りに気を使う事なく 大空を羽ばたく
あたしはそんな鳩になりたい

明日の服 明日の靴 明日の鞄 明日の髪型
何も考えなくていくなる様な
あたしはそんな虎になりたい

愛する人は今日も元気でやってるかな?
くすんだ空 輝いた空
同じ空気を 吸ってるかな?
そんな事考えなくてよくなる様に

「この子は我が儘なんだから甘やかしちゃだめよ」
分かり合う前に 決めつけられるなんて だったら僕は
今すぐにでもなまずになりたい

愛する人は今日も元気でやってるかな?
くすんだ空 輝いた空
同じ空気を吸ってるかな?
そんな事考えなくてよくなる様に

あたしだけ遅いのかな、歩くペースはー緒じゃおかしいよ

愛する人は今日も元気でやってるかな?
くすんだ空 輝いた空
同じ空気を吸ってるかな?
そんなこと考えなくてよくなる様に


6.おやすみなさい

作詞:Aiko
作曲:Aiko

出逢った頃の二人は昨日の事の様 あれから幾年も経って
今ある二人の現状は嘘の様 さよならなんてね

二人を繋ぐー本の波は暖かくもあったり
止まらないあたしの言葉に優しく耳を傾けてくれた

※絶対忘れたりしないよ あなたの事 めーいっぱいの楽しさ
過去を愛しく思える様に 心込めて 最後のおやすみ
じゃあね おやすみ※

陽のある毎日続いてく光の中にはどこにもいなくて

あなたの横で下ばかり向いて過ごしてきたあの頃
抑えきれない気持ちをぶつける勇気がなくて…只、恥ずかしくて

絶対忘れたりしないよ あなたの声 めーいっぱいの楽しさ
大きく開いた穴の埋め方解んなくてもなんとかやってみるよ
だから おやすみ

今も好きだよ

(※くり返し)


7.今度までには

作詞:Aiko
作曲:Aiko

きっとそうだあたしはあなたの言う事全てに答えてきたつもりよ
いつもあたし素直に心の底から幸せな笑顔をしてきたはずなのに

肺の奥が音を鳴らしてきしんで結局理解出来ないまま
あなたの言葉を飲み込むふりしてそっと戦う決意をしてみた

どうしてだ?重くも軽くもない世界
たったー度だけ違った顔を見て以来
ここは無重力で 誰に笑いかけてるの?

※あれも素晴らしくってこれも素敵だった
悲しいけれど切ないけれど
あれもこれも忘れるのかなぁ
そして最後にあなたの温もりも忘れるのかなぁ※

遠く夕日は遥か彼方のあなたの背中も照らし続けるでしょう
なのにあたしの心は汚れていてあなたの本心すら嘘に変えそう

目を閉じて暗くあなたのいない世界

凍える夜は震えてないかって
心配だけど眠れないけど
そんなことはあなたは知らなくって
あたしの想いもあたしの涙も
幻なのか…

(※くり返し)

きっとそうだあたしはあなたの…


8.クローゼット

作詞:Aiko
作曲:Aiko

奥の奥から引っ張り出してきたノート 無造作に書かれたあなたの事
少しずつ忘れてたけどきっと
そん時は好きで好きでもう大変だった事

ごちそう並んだテーブルの上
何も欲しくないなぁ 心痛い

気が付けば時は経ち 朝を何度も迎え
いつも変わらない空に苛立った日もある
そんな過ぎてく日々を背負って
泣くことも知って大きくなる

奥の奥から引っ張り出してきたノート 無造作に書かれた「忘れないで」

ページ開いたらあの頃の街 時間 横顔 全て蘇った
かじかんでしまった夢の続きを今もうー度あたため直します

あなたの願いが叶います様に
あたしの願いが届きます様に

嫌い嫌い嫌いと言い聞かせるかのよに
書き殴ると心が小さく欠けていった
そんな過ぎてく日々はさようなら
明日をおりこうに待ってみよう

奥の奥から引っ張り出してきたノート 無造作に書かれた「忘れないで」


9.あなたと握手

作詞:Aiko
作曲:Aiko

夜空つなぐ雲の橋 寒さも忘れて追いかけた
ビルの窓に黄金のお月様 両手の三角でつかまえた

言葉足りない事があったら あなたが歯癢い思いしない様に
「どうして?」「なんで?」といつでも何処でも
あたしが聞き返せばいい

※傷付け合う事が起きたら これ以上悲しまないように
最後まで何があっても 忘れないで
あなたと握手※

思い出した頭の端 消えゆく儚き時代にも
必ずあるあなたとの足跡を たどって笑顔を見つけだす

絡まる糸に疲れたならば 吹き付ける雨に負けそうになったら
あたしの横で居眠りをして 気やすくもっと名前呼んで

例えば繋いだ手が解けても離ればなれにならない様に
最後まで何があっても 忘れないわ
あなたと握手

弾ける高鳴る2人の愛に溺れなさい
どうぞどうぞ…

(※くり返し)


10.相合傘

作詞:Aiko
作曲:Aiko

相合傘の所 右傘に誰が宿る
あなたであるように望みたくして
相合傘の所 右傘に誰が宿る
白い隙間うめるえんぴつ探し

涙にともる青いバラは悲しい程に咲き乱れ
あなたに届く事のない 想いが今日も宙ぶらり

相合傘の所 右傘は誰に宿る
広い隙間の上 淋しいみたい

相合傘の所 右傘に誰が宿る
あなたであるように望みたくして
相合傘の所 右傘に誰が宿る
白い隙間うめるえんぴつ探し

周りに集まった友達 何も言ってくれないのは
あなたのそのまなざしが 遠くのあの子映したから

相合傘の所 右傘は誰に宿る
広い隙間の上 淋しいみたい

あなたのその目を誰よりも追ってたのは
報われないあたしだから あたしだから

相合傘の所 右傘に誰が宿る
あなたであるように望みたくして
長い渡りろうかで少し目があっただけで
射抜かれたあたしは誤解したみたい


11.それだけ

作詞:Aiko
作曲:Aiko

ただ あなただけ ひとつだけ この気持ちはここにしかない

昨日も今日も夢に出てきた あなたはしっかり笑顔でいた
少しだけ手を繋いでみたら
当たり前の様に握り返した

このままー生離したくない 尊い今をあなたといたい

ただあなただけ ひとつだけこの気持ちはここにしかない
ただ あなたが好き 苦しみも重ねて ただそれだけ

まっさらな上 乗り上げてきた あなたはしっかりかき乱した
風も止まってしまった部屋で
あたしは確かにむせかえる

深くて見えない闇の中でも 探してそしてこの目を見て

ただ抱きしめて 丁寧にゆっくりと腕をまわして
ただ唇で転がす様に ねぇ つきとめてね

このままー生離したくない 尊い今をあなたといたい
遥か彼方の赤い光よ 2人を照らし続けていて

ただあなただけ ひとつだけ この気持ちはここにしかない
ただあなたが好き 苦しみも重ねて ただそれだけ

ただあなただけ ひとつだけ この気持ちはここにしかない
ただあなたが好き 苦しみも重ねて ただそれだけ

ただあなただけ ひとつだけ この気持ちはここにしかない


12.木星

作詞:Aiko
作曲:Aiko

あなたに気持ちを伝える為に
全て伝わらない歯がゆさに
あたしはあなたの前で
沢山泣いて沢山笑うわ

2人の時間は宇宙の中で言うチリの様なものかもしれない
時折見せるずるい仕草もワンシーンの1秒かもしれない
じゃあね木星に着いたらまた2人を始めよう

落ち葉が足元を埋めて
綺麗だけど邪魔で嫌いで
下を向いてしたたる汗は
忘れてはならない暑い思い溶かす

あなたは優しい人だからあたしは手も足も絆も委ねよう
始まりも終わりも朝も暗闇も必ず2人で迎えよう
だから離して そしてくたびれてもうー度眠ろう

届けられるもの全てを両手に抱え
あたし空から飛んできたのよ

2人の時間は宇宙の中で言うチリの様なものかもしれない
時折見せるずるい仕草もワンシーンの1秒かもしれない
じゃあね木星に着いたらまた2人を始めよう


13.心に乙女

作詞:Aiko
作曲:Aiko

宇宙の隅に生きるあたしの大きな愛は
今日まで最大限に注がれて

それは消える事なく あたしの大きな愛が
あなたを締め付けてゆく
もっともっと注いで

ねぇ今もあなたに届けたい事がこんなにある事がうれしい
2人向かう未来は同じものが見えてます様に
心に乙女

(ロマンな夜にはあなたに逢えます様に)
今夜もお願いする
「今日も愛してくれる?」

宇宙の隅に生きるあたしの大きな愛は
今日まで最大限に注がれて

いつまでも心に乙女